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神棚(Kamidana):家庭に「小さな神社」を迎える方法

作成:Kami Shrine 編集部
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家の中に「聖域」を作る

「神棚(Kamidana)」──それは、家庭内にある小さな神社です。朝起きて手を合わせ、一日の無事を祈る。夜寝る前に、今日一日を感謝する。その数秒の習慣が、私たちの心を整え、見えない力への謙虚さを思い出させてくれます。「マンションだから置けない」「作法が難しそう」と思っていませんか?実は、神棚は現代のライフスタイルに合わせて進化しているのです。

まずはスマートフォンの中に、心の拠り所を。

毎日のお供えと参拝を記録できます

神棚にお祀りする「3枚のお札」

神棚には、通常3種類の御神札(おふだ)をお祀りします。これには明確な重ね方(並べ方)のルールがあります。

三社造り(横に3つ並べるタイプ)の場合

  1. 中央:神宮大麻(じんぐうたいま)
    伊勢神宮のお札。すべての日本人の総氏神様です。
  2. 右側:氏神神社(うじがみじんじゃ)
    あなたが住んでいる地域の守り神のお札です。
  3. 左側:崇敬神社(すうけいじんじゃ)
    個人的に信仰している、またはご縁を感じる神社のお札です。

※一社造り(扉が1つのタイプ)の場合は、手前から「神宮大麻 → 氏神神社 → 崇敬神社」の順に重ねて納めます。

正しい設置場所の「3つの条件」

「ここなら空いているから」と適当に決めてはいけません。神様にとって居心地の良い場所を選びましょう。

  • 明るく清浄な場所:トイレの向かいや、散らかった場所は避けます。
  • 目線より高い位置:神様を見下ろさないようにします。
  • 南向き、または東向き:日当たりが良く、清々しい朝日が入る方角がベストです。

2階建ての場合の注意点:神棚の上を人が歩くのは失礼とされます。上の階が廊下や部屋の場合は、神棚の真上の天井に「雲」や「天」と書いた紙を貼り、「ここから上は空(天)です」という意味を持たせるのがマナーです。

毎日のお供え(神饌)のルール

神様には、私たちと同じ食事を差し上げます。これを「神饌(しんせん)」と呼びます。

  • 米(Kome):主食。生米でも炊いたご飯でも構いません。中心にお供えします。
  • 塩(Shio):海の幸の代表。向かって右側にお供えします。
  • 水(Mizu):命の源。毎朝一番の水を汲み、向かって左側にお供えします。

これらは毎日取り替えるのが基本ですが、無理なら「水だけは毎日」「米と塩は1日と15日に交換」など、自分の続けられるルールを決めても構いません。大切なのは継続することです。

唱える言葉(祝詞)

手を合わせる時、心の中だけでなく、簡単な「祝詞(のりと)」を唱えるとより丁寧です。最も基本的な言葉はこれです。

「祓え給い、清め給え、神(かむ)ながら守り給い、幸(さきわ)へ給え」

(意味:お祓いください、清めてください。神様のお力で守り、幸せに導いてください)

マンションにも合う「モダン神棚」

最近は、インテリアに馴染むシンプルなデザインの神棚が増えています。

  • 壁掛けタイプ:石膏ボードの壁にピンで簡単に留められ、棚がなくても設置できます。
  • お札立て(簡易タイプ):社(やしろ)の形をしておらず、お札を立てかけるだけのシンプルなもの。初めての方におすすめです。

形こだわらず、「感謝の場」を作ろうとするその気持ちこそが、神様への一番のお供えものです。

感謝のある暮らしをデザインする。

神棚を設置したら、次は日々の「習慣」を作りましょう。

忙しい朝も、1分間のマインドフルネスを

祈りの後、メッセージを受け取ったり、おみくじを引いてこれからの指針を得たりすることができます。

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