


阿蘇神社
世界最大級のカルデラに抱かれた、火の国の古社。生命の躍動を祈る。
熊本県阿蘇市にある、二千年の歴史を持つ九州屈指の古社。阿蘇山の神々を祀り、雄大な自然と共生する人々の心のよりどころとなっています。
神社の歴史
阿蘇神社の創建は紀元前まで遡るとされ、日本でも有数の歴史を誇ります。初代神武天皇の孫にあたる健磐龍命(たけいわたつのみこと)が阿蘇の地を開拓し、農耕を広めたのが始まりと伝えられています。以来、阿蘇一族によって守り継がれ、火の国・熊本の象徴として、また阿蘇山の強力なエネルギーを鎮める社として重んじられてきました。
2016年4月の熊本地震では、国重要文化財の「楼門」や拝殿が倒壊するという甚大な被害を受けました。しかし、全国からの支援を受け、現在は復興プロジェクトが進んでいます。地震を乗り越え、再び立ち上がろうとするその姿は、地域の希望と不屈の精神の象徴となっています。
御祭神
見どころ
阿蘇神社の参道は、社殿に対して横に伸びる「横参道」という珍しい形式です。地震前に日本三大楼門の一つに数えられた「楼門」は、現在はその復旧した姿を拝むことができます。境内には「神の泉」と呼ばれる湧水があり、不老長寿の水として親しまれています。
また、「高砂の松」は縁結びのパワースポットとして有名です。男性は左から2回、女性は右から2回まわると良縁に恵まれると言い伝えられています。阿蘇の大自然が見せる四季折々の表情と、神聖な境内の空気感は、訪れる人々に深い癒やしと力を与えてくれます。
主な祭礼
毎年3月に行われる「火振り神事」は、阿蘇の春を告げる幻想的な行事です。神様の婚礼を祝うために、参拝者が火のついた茅束を振り回し、夜の闇に幾重もの炎の輪を描きます。また、7月の「御田植神事」では、白装束の女性たちが田植え歌に合わせて苗を植える古式ゆかしい儀式が行われ、阿蘇の豊かな実りを祈ります。
阿蘇神社をサポートする
あなたの参加が、この聖なる場所を次世代へと引き継ぐ力になります。デジタルなお賽銭は、日本各地の神社の保存活動に役立てられます。
お賽銭を捧げることで、日本の精神的伝統を重んじ、何世紀にもわたって大切にされてきた文化遺産を支えるグローバルなコミュニティの一員となります。