


日光東照宮
徳川家康を祀る、絢爛豪華な極彩色の霊廟。
栃木県日光市にある、江戸幕府初代将軍・徳川家康を祀る神社。500以上の彫刻が施された陽明門など、日本の建築工芸の粋を集めた豪華さが特徴です。
神社の歴史
日光東照宮は、江戸幕府を開き250年以上にわたる平和の礎を築いた徳川家康公を祀る霊廟です。1616年に家康公が没した後、2代将軍秀忠によって小規模な社殿が建てられましたが、現在のような絢爛豪華な姿に造り替えたのは、家康公を深く尊敬していた3代将軍家光です。「寛永の大造替」と呼ばれるこの大工事には、日本中から最高峰の技術を持つ職人が集められました。
この豪華さには二つの目的がありました。一つは徳川幕府の強大な権力と富を誇示し、諸大名を圧倒すること。もう一つは、家康公を「東照大権現(神として現れた仏)」として神格化し、永遠に日本を護る守護神としてふさわしい宮殿を造ることでした。質素を美徳とする多くの神社とは一線を画す、華麗な美しさがここにあります。
御祭神
見どころ
境内は彫刻の宝庫です。最も有名な「陽明門」は、500以上の極彩色の彫刻で覆われ、その美しさに日が暮れるのを忘れて見惚れてしまうことから「日暮の門」とも呼ばれます。門の柱の一つには、完成すると後は崩壊が始まるという考えから、魔除けのためにわざと文様を逆向きにした「魔除けの逆柱」があります。
また、神厩舎にある「三猿(見ざる・言わざる・聞かざる)」や、平和の象徴とされる「眠り猫」の彫刻も世界的に有名です。社殿の奥深くには、家康公の墓所である「奥宮」があり、豪華な社殿とは対照的に、静寂に包まれた厳かな空気が漂っています。
主な祭礼
5月の「春季例大祭」と10月の「秋季大祭」では、家康公の霊を移した御神輿とともに、総勢1,000人もの武者が行列する「百物揃千人武者行列」が行われます。江戸時代の装束に身を包んだ行列が参道を練り歩く姿は圧巻です。また、春の祭典では馬の上から弓を射る「流鏑馬(やぶさめ)」も奉納され、当時の武家文化を今に伝えています。
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